この記事は、こんな人におすすめです。
・マインドマップの機能が多くてどれを使えばよいかわからない人
・マインドマップの見た目を改善したい人
この記事を読むとこうなります。
・マインドマップの上手な装飾の方法がわかる
・マインドマップが素早く見やすく作成できる

XMind、MindMaster、MindMeisterの無料版と有料版を使った経験から、わかりやすく解説します。

マインドマップソフトってどうやって使うの?
今回は、「マインドマップソフトをどうやって使うのか」を、初心者の方にもわかるように説明していきます。
マインドマップソフトとは

- マインドマップソフトとは?
- パソコンやスマホなどのデバイス上でマインドマップを作ることができるソフトウェアのこと
今回は、マインドマップソフトの代表として、MindMeisterを使って、使い方を詳しく説明していきます。
マインドマップソフトは上に挙げたMindMeister以外にもXMindやMindMasterがあります。それらの比較については別の記事を書いていますので、そちらをご覧ください。
MindMeister の意味
MindMeisterは、「マインドマイスター」と読みます。Mindは「思考」「心」、Meisterはマスターと同じで「名人」「巨匠」を意味します。
つまりマインドマップの名人という意味だと思ってもらえれば大丈夫です。
MindMeister はどんなツール?
MindMeisterは以下のような特徴を備えています。
- オンラインソフトウェア
- Webブラウザ上で編集する
- スマホアプリからもアクセスできる
- 無料で使える(有料版あり)
- Googleアカウントですぐに始められる
面倒なインストールなどがなく、デザインもわかりやすいので初心者にはかなり始めやすく使いやすいと思います。
MindMeisterがどんなものかを知るには、ホームページのムービーが一番わかりやすいと思いますのでリンクから見てみてください。

動画での解説があるから、詳しく知りたい人はこれを見れば丸わかり!
MindMeisterの解説動画と登録はこちらから
MindMeister以外のソフト
MindMisterの他にもマインドマップを描くためのツールがあります。
その中でもXMind(エックスマインド)が有名です
- PCにインストールして使用
- 無料で使える範囲が広い
- デザイン性はMindMeisterにやや劣る
どのマインドマップソフトも機能に大差はないので無料で使える範囲で試してみて、自分に合うものを使えばいいと思います。
初めから課金しなくても、機能に満足したら有料版へ移行すればいいでしょう。
MindMeisterの使い方

それではここから、MindMeisterの使い方をご説明します。
これから説明する機能の多くは、どのソフトウェアでも共通しています。しかし、アイコンの形やツールバーの表記が異なります。
ここでは、シンプルで分かりやすいMindMeisterを使ってデモンストレーションしました。

MindMeisterは初心者にオススメ!
基本的な使い方
キーボードを使うととてもスムーズに編集できるので、その方法をメインにお教えします。
また、全体を俯瞰するためにも、編集・閲覧はスマホよりもパソコンが適しています。なのでここではパソコンでの使い方を解説します。
マップを用意する

まずはマップを用意します。画面上部のテンプレートとから目的に合わせてマップの形を選びます。右にスクロールか「さらに表示する」でたくさんのテンプレートから選べます。
整列・組織・右揃えなどいろいろありますが、右揃えが見やすいのでお勧めです。
作成したマップのテンプレートを変更するには、マッププロパティ(画面上部中央の i のアイコン)の「揃え」からできます。いつでも変更できるので、作ってから見比べてもいいかもしれません。


種類が豊富すぎて、実は僕もまだ使い切れていない(笑)
文字の入力と分岐の作り方

<文字の入力>
- マウスか矢印キーで項目間を移動
- 編集したいところを選択(水色の枠)
- 「ダブルクリック」か「F2キー」で編集
- 「Enter」で入力完了
<分岐を作る>
- 分岐を出したいところを選択
- 「TABキー」でトピックを下の階層に追加
- 「Enterキー」でトピックを同じ階層に追加
項目の装飾

ここで言う項目とは文章が入力された部分のことを言うのですが、これを装飾することで、分類が上手にできたり、見栄えが良くなったりします。
装飾をするにはまずは右側にあるサイドバーをいじってみましょう。
サイドバーではこんなことが装飾できます。
- 文字の大きさ・太字・イタリック
- テキスト・背景の色
- アイコンの挿入
- グループ化
- メモ・URL・コメントの追加
装飾したい項目を選んで、色を付けたり強調したりして、見やすいマップを作ってみましょう!
項目の移動

一度入力した文字でも、別の場所に移し替えることができます。やり方は簡単!
・一つだけ移動
移動したいものをマウスでドラッグ・二つ以上を同時に移動
Ctrlを押しながら移動したいもの(メロン、いちご)を順番にクリックして移動したい先(果物)へドラッグ・同じカテゴリー内の連続した項目を移動
移動したい項目のうち、一番上の項目を選択
→Shiftを押す
→Shiftを押したまま一番下の項目を選択
→ドラッグして移動・切り取り、コピー&ペーストも可能
画面上だと紙と違って間違えてしまっても安心ですね。
ここまではマインドマップを使う上で必須の、基本的な機能についてお伝えしました。

たくさんの機能があって悩むという人に向けて、使える機能を紹介するよ!
知っておくと便利!使える機能
無料版でもMindMeisterには様々な機能が備わっています。その中でもこれを使えるとマップが洗練されるという機能を厳選して紹介します。
今回紹介するのはこちらの5つです
- 項目の表示・非表示
- 絵文字切り替え機能
- 矢印でつなぐ
- マップ内検索
- マップの共有
それでは順番に見ていきましょう!
- 1.項目の表示・非表示
- 項目が増えすぎた時は、非表示にしましょう。○をクリックすることで表示・非表示を切り替えることができます。


やり方はこちらの2種類です。
- 項目の右下(または左下)にある○をクリックする
- 「Ctrl+スペース」
どんどん行きます
- 2.絵文字切り替え機能
- 特定の絵文字は、絵文字の表示を切り替えることができます。顔や数字など、いくつかの種類があります。

- 3.矢印でつなぐ
- 矢印は、遠く離れた項目をつないだり、視線を誘導したりする役割があります。
手順で最初に戻る時や、順序を示したいときに使えます。矢印を選択して、文字を入力することもできます。

- 4.マップ内検索
- ツールバーの右上の検索窓からマップ内の言葉を検索することができます。どこに何があるかをすぐに教えてくれます。
情報が膨大になったときに効果を発揮します。
- 5.マップの共有
- 複数人で同じマップに同時にアクセスして編集できる機能があります。
これがあれば離れていてもブレインストーミングなどでその場にいるかのように意見を出し合うことができます。
メールアドレスを登録するか、リンクを共有すれば同時編集に参加できます。

以上、知っていると便利な5つの機能を紹介しました。
- 項目の表示・非表示
- 絵文字切り替え機能
- 矢印でつなぐ
- マップ内検索
- マップの共有
アップグレードで使える機能
ここまでMindMeisterの無料版の機能をお伝えしてきました。どうでしたか?
最初は機能を覚えるのが大変ですが、すぐに使いこなせるでしょう。そしてあまりの便利さにベーシックプランでは満足できなくなると思います。
僕はあまりにも便利なので1ヵ月くらいしてパーソナルプラン(有料)に切り替えました。何が違うのかと、使ってどうだったかをお話しします。参考にしてください。
無料プランと有料プランの違い
詳しい違いはこちらをご参照ください。こちらはMindMeisterに限った内容です。
情報が多すぎてわからない人のために、ここではベーシックプランとパーソナルプランの大まかな違いをマインドマップを使って比較しました。

また、何か困ったことがあればよくある質問も参考にしてみてください
有料版を使ってみた感想

MindMeisterは、使用できるマップの数が増えるのでとても良かったです。
あとは画像が貼れるのも良かったです。ただ言葉で説明するよりも何倍も見やすくなります。
僕はこのままMindMeisterのパーソナルプランを使い続けていくつもりです。大学生であれば、これで困ることはないと思います。
見やすさを重視しないのであれば、XMindも有用です。
インストールしたパソコンでしか使えませんが、機能は十分と言えます。
今回の内容は以上になります。
マインドマップ完全講義全9回
シリーズ全9回をまとめました。気になるところから御覧ください
- 【第1回】マインドマップ完全攻略!初心者でも使いこなす方法を伝授
- 【第2回】マインドマップを使う5つのメリットがすごすぎる!
- 【第3回】マインドマップの機能を1から解説!見やすい装飾から有料プランまで
- 【第4回】マインドマップで点数をアップするすごい勉強方法
- 【第5回】理系大学生必見!論文を深く理解するためのマインドマップ術
- 【第6回】マインドマップで、伝わるレポート・プレゼン資料作成!(Coming Soon…)
- 【第7回】マインドマップでTo Do リストを作る裏技を公開
- 【第8回】きれいに整理!記憶に残る!マインドマップ読書術
- 【第9回】初心者におすすめのマインドマップ3社徹底比較
まとめ

今回はシリーズ第3回として、MindMeisterの使い方をお伝えしました。おそらく皆さんが思っている以上に、マインドマップの可能性は広がっています。この講義を通して1つでも多くテクニックを持って帰ってもらえればと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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