この記事は、こんな人におすすめです。
・マインドマップソフトを使ったことがない人
・これからマインドマップを使い始める人
・自分にあったマインドマップを選びたい人
そんな人は、この記事を読むとこのようなことがわかります
・数あるマインドマップソフトの似ているところと違うところ
・マインドマップを選ぶ基準
・マインドマップの失敗しない選び方

XMind、MindMaster、MindMeisterの無料版と有料版を使った経験から、わかりやすく解説します。

早速なんだけど、マインドマップソフトにもいろいろ種類があるけど、何が違うの?どう選べばいいの?
今回はこの問いに答えていこうと思います。
マインドマップソフト、何がある?
マインドマップを始めて使う人は、どれから始めればいいのかわからない…よくある疑問ですね。マインドマップと一口に言っても、種類は色々です。
まずは有名なものを列挙してみました。
さまざまなマインドマップがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。ここではその一部を紹介します。
・MindMeister
・XMind
・MindMaster
・FreeMind
・MindManager
・MindMup
・Coggle
今回は日本でよく使われるこの3つのソフトに焦点を当てて比較します。
- MindMeister
- XMind
- MindMaster
それぞれのメリットをざっくり解説しますので、目的に合わせて選びましょう。MindMeisterとMindMasterは間違えやすいので注意してください。
それぞれのホームページのリンクを載せておきます。
ソフトにはどんな違いがあるのか
僕がよく使っているのはMindMeisterとXMindです。
MindMeisterはデザインが整っており、シンプルな見た目が好きです。
XMindは無料で使える範囲が広いです。
使う人によって感じ方は異なりますので、よく考えて選びましょう。
今回比較するポイントはこのような点です。
- 保存場所
- 無料で使える範囲
- 使いやすさ
初めて使う場合はこの3つを中心に考えるといいと思います。できるだけ客観的な視点から解説します。それでは見て行きましょう。
保存場所
保存場所とは、作ったマップを保存する場所のことを言います。その保存場所には2つあります。それは、ブラウザかデスクトップかの違いです。
ブラウザで保存できるメリット
- ネットにつながっていればどこからでも開ける
- 異なる場所から同時編集できる
- オンラインなら自動保存してくれる
デスクトップで保存できるメリット
- オフラインでも使える
- デスクトップ上の好きなところに保存できる
無料で使える範囲
無料版だと、どのソフトを使うかによってによって使える範囲が異なります。制限項目は以下のようなものです。
- マップの数
- 添付可能ファイル
- エクスポート(データの書き出し)の種類
基本的にはこの3つを押さえておきましょう。
他にも装飾の自由度などもありますが、ソフトによっていくらか違いがあります。目的に応じて選びましょう。
使いやすさ
使いやすさとは、デザイン性や操作性が自分の好みに合っているかということです。
YouTubeの解説動画を見てもいいですし、実際に無料版を使ってみるのもいいと思います。
それではそれぞれの特徴を見て行きます。
3社のソフトを比較する

主な特徴と、無料で使える範囲を表にしてみました。
マップ数・保存場所・添付可能ファイル・エクスポート先を比較してみました。
また、有料版にすれば多くの機能が制限なしで使えます。
無料で使う場合は、目的に応じて選んでみましょう。
それではそれぞれを使ってみた感想をお伝えします。
MindMeister

meister社が出しています。
MindMeisterは、初心者向きです。なぜなら、デザイン性や操作性に優れているからです。マインドマップを使ったことがないという方はMindMeisterから始めることをおすすめします。
また、サクサク動くのでストレスがない点は好印象です。
しかし、無料で作れるマップの範囲は3つなので他と比べてかなり少ないですから、慣れてきたら有料版にするか、他のソフトに乗り換えると良いでしょう。
XMind

XMind社が出しています。
自分ひとりで使うのであれば、XMindをおすすめします。なぜなら、デスクトップ上にインストールするタイプだからです。他のデバイスと同時編集はできません。
しかし、その点が問題ないのであれば、XMindはとても有用なツールです。マップ数の制限もありませんし、多くの機能が無料で使えます。
デザイン性では他二つに劣ると思います。
MindMaster

Edraw社が出しています。
ブラウザとデスクトップ、どちらにするか迷っている人はMindMasterを使いましょう。グラフィックがきれいです。
また、エクスポート(データの書き出し)が充実しています。
難点としては、日本語への対応が不十分と言うところです。ブラウザ版は他二つに比べて動作が重かったです。
マインドマップの選び方

マインドマップを使ったことがない人のために、どれを選べばいいのかお教えします。

失敗しない選び方を教えるよ!
まずはMindMeisterを無料で使ってみましょう。そこでマインドマップって便利だなと思ったら、これから使う目的に合わせて、選びましょう。
今回の完全講義シリーズ取り上げているような目的に使うのであれば、XMindで問題ありません。要するに自分一人用に資料をまとめたり、リストを作ったりなどです。
そうではなく、誰かとそれを共有したり、編集して議論をする場合はMindMeisterの方が使い勝手が良いでしょう。しかし無料で使える範囲は広くありません。無料にこだわるのであれば、MindMaster も視野に入れてみてください。
それ以外の点では大きな差はありませんので、正直どれを選んでも正解です。迷ったらXMindがいいと思います。使っていくうちにだんだんわかってくるのでそれから乗り換えても遅いということはありません。
一概にどれがベストとは言えない。使う人や目的によってどれを選ぶべきかは変わってくる
以上が3社のマインドマップソフトの比較でした。参考になったら幸いです。

これにて完全講義もおしまいです。ここまで読んでくれた皆さん、本当にありがとうございます!
マインドマップ完全講義全9回
シリーズ全9回をまとめました。興味のあるところから御覧ください
- 【第1回】マインドマップ完全攻略!初心者でも使いこなす方法を伝授
- 【第2回】マインドマップを使う5つのメリットがすごすぎる!
- 【第3回】マインドマップの機能を1から解説!見やすい装飾から有料プランまで
- 【第4回】マインドマップで点数をアップするすごい勉強方法
- 【第5回】理系大学生必見!論文を深く理解するためのマインドマップ術
- 【第6回】マインドマップで、伝わるレポート・プレゼン資料作成!(Coming Soon…)
- 【第7回】マインドマップでTo Do リストを作る裏技を公開
- 【第8回】きれいに整理!記憶に残る!マインドマップ読書術
- 【第9回】初心者におすすめのマインドマップ3社徹底比較
まとめ

今回は、マインドマップ完全講義第9回の「3社のソフトを徹底比較」を取り上げました。それぞれに長所短所がありましたが、どれも無料で始められるので、まずは試してみることをお勧めします。
使っていくうちにどれが自分に合っているか見極めましょう。
これにて、マインドマップ完全講義はおしまいです。どうか楽しいマインドマップ生活を送ってくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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